無職の雑記

Garbage in, garbage out.

野矢茂樹『哲学な日々』を読んだ

  • 哲学者の野矢先生のエッセイ集。

  • この本の最後の方に、ある先生のゼミの話が出てくる。それが本当に想像の埒外で凄くて、そのゼミではアリストテレス倫理学を読んでるそうなんだけど、もう10年も読み続けてる上に、1回のゼミ(3時間)で進むのがたったの数行。5、6行も進んだら「今日はよく進んだなあ」ってことになるらしい。

  • いかに古代ギリシャ語だとはいえ、3時間で数行しか理解ができないってなるには、理解の水準をありえないほど上げないといけないし、どこまでも深く読まないといけない。しかもそれが10年。一体どういうことなんだろう? ちと覗いてみたいけど、そんな機会は訪れそうにない。これは独特に残念なことだと思う。

  • 野矢先生の『論理学』と『論理トレーニング』を、無職のあいだに読めるだろうか。特に『論理学』なんて、この無職期間を逃したら一生、理解できるかどうか判明する機会さえ得られそうにない。