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無職の雑記

Garbage in, garbage out.

2015/12/23:6時間38分

  • 昔のネット上にあった、独り言を、しかし遠い距離に向けて置いていくかのような言葉が好きだった。Twitterなんてなく、ブログもせいぜい出現し始めたような時期までのそれ。

  • 今では人口が増え、距離は縮まり、それゆえ言葉の遠いニュアンスは失われた。それは大概の人が望んだ方向ーーより頻繁で密な関係性ーーに向けての進歩で、全体としてみれば、ネット利用による幸福の総量は増大した。全体としていえば皆、幸せになった。

  • でも自分は、人がTwitter等に嵌り込むにつれ更新が途絶えがちになり、ついには放棄されたブログ、過去の残骸の方が、今の彼女や彼の言葉よりも好きだと思うことが、多い。

  • できたら、そんな時代遅れの言葉を書きたい。

「熱中」≠「面白い」

  • 古谷さんが面白いことを書いていた。

「以前、京極夏彦の分厚い小説を何冊か続けて熱中して読んだ時、読んでいる途中でふと、こんなに熱中しているのに、自分がそれを面白いとは思っていないことに気付いて、驚いたことがある。」(2015-12-21 - 偽日記@はてな

  • これと似た経験が自分もある。昔、600ページ位ある分厚い小説を半分くらい一挙に、熱中して読んだ。その言葉の走ってくスピード、物語の変転に驚嘆しつつ。でも、息継ぎのために本を閉じたとき、「この本はそれだけなのか」と感じ、二度と開かなかった。
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