無職の雑記

Garbage in, garbage out.

3月10日

  • 9時起床。

  • 英語を読んで、数学を少しやって、他は何も。朝起きることは固定しつつ、もう一度、ちゃんとやらないとな。

 ・・・

  • Googling Is Believing: Trumping the Informed Citizen」。

  • 民主主義の基礎は、ちゃんとした情報を得た市民の存在にある。それはプラトンの昔から言われていることでもあるし、だから30年前には例えばノーム・チョムスキーが、情報を任意に統制できてしまう「巨大メディア」を批判していたりもした。けれども今日では、私たちにはGoogleがあり、そんな統制のリアリティは過去のものになっている。けれどじゃあ昔と比べて民主主義が機能するようになったかといえば、違うよね。だって、ネットにはあらゆる情報があり、人は事前に持っている信念を確証するような情報ばかりを集めることができてしまうーーつまり、「Googling Is Believing(ググることは信じること)」でしかなく、それによって、ちゃんとした情報を得ているとは言いがたい。ソーシャル・メディアだって解毒剤にはならず、一般にリベラルの友達はリベラルだし、保守の友達は保守でしかなく、分極していくばかりだ。

  • という記事。

  • さて、自分は政治にも民主主義にも興味はないけれど、ネイト・シルバーが『シグナル&ノイズ』で、こんなことを書いていたのを思い出したりした。

  • 「健康を気にしすぎる人にネットに繋がるパソコンを与えて暗い部屋に幽閉してみるとする。きっと彼女はその心配からネットで散々その種の情報を集め続けるだろう。頭のなかの情報は日に日に膨れ上がり、最終的には馬鹿みたいな結論に至るはずだ。単なる普通の風邪を、ペストだと言い張るに違いない」(引用ではないです)。

  • 要は、正しく学ぶことができないのならどんなにたくさん情報があろうが意味がない、ということ。それに対してネイト・シルバーが出していた処方箋はもちろん、彼がその応用によって有名になったベイズ推定(的なアプローチ)だった。挫折中だけど、統計を勉強しようかと思った一つの動機も、一つにはネイト・シルバーの本が面白かったからだった。

シグナル&ノイズ 天才データアナリストの「予測学」

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