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無職の雑記

Garbage in, garbage out.

何も

貯金、随分減っていた。

 
パリ・レヴュー・インタヴュー、という本を読んだ。アメリカの文芸誌、パリ・レヴューの看板コーナーである作家へのインタビューをまとめた本。読んでて少し勇気をもらった。小説って、あんまり価値がないと自分は思ってるんですが、その価値のないものに、真面目に何十回でもこの人たちは改稿を繰り返してて、そんな風に生きてもいいんだな、みたいな。勿論、この本に登場するのは皆、超一流どころではあるんですがーーボルヘスとか、カポーティとか、ヘミングウェイとかねーー、でも、小説が大したもんでないのは変わらない。巨人の肩に乗って、独力では決して到達できない向こうに行けてしまう科学とは違って、小説はどんなにそれが偉大であれ、個人のサイズでしかない。でも、それがいいとこなんだな。客観的で検証可能で無限に積み上げられていく科学と異なる、ちっぽけなものだからこそ、同じようにちっぽけな生きているという事実と釣り合う、というか。
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