無職の雑記

Garbage in, garbage out.

佐藤郁哉『フィールドワーク 書を持って街へ出よう』

フィールドワーク―書を持って街へ出よう (ワードマップ)

フィールドワーク―書を持って街へ出よう (ワードマップ)

何でこの本を読み始めたのかは忘れた。でも読みながら、この社会であれどこであれ、生きるのは馴染みの無い民族と付き合うようなもんだよなあ、とか思って、思っているうちに読み終えてしまっていた。この本を読んでいく中で一番知りたく思ったことは、フィールドノーツを具体的にはどう記すのか、という点だったが、それはこの本にはなかった。

人類学の歴史における金字塔的作品を書いたマリノフスキーは、その作品から伺える、ある種の理想的フィールドワーカーの顔とは真逆とも言える顔を、その当時の日記ーー元々はパブリックにされる予定でなかったーーでは示していたそうだ。現地の人を「土人」などと呼び、嫌悪するような。

日記の邦訳は絶版で、中古は買えるような値段じゃないっすねえ。地元の図書館にもなし。

マリノフスキー日記

マリノフスキー日記